感染対策へのご協力をお願いします。

こんにちは、下田です。

治療前に皆様にリステリン洗口剤でのうがいをお願いしております。

リステリンの歴史

リステリンは元々、大怪我をした時に消毒薬がなく、傷口からの細菌による死亡リスクも高かったため消毒薬として開発されました。この時に、フェノールで消毒をした外科医のジョセフ・リスター博士の名前にあやかって『リステリン』という名前が付けられたと言われています。その後、口腔内の殺菌にも有効ということが分かり、口腔消毒薬として広く販売されるようになったという歴史のある洗口液でもあります。

リステリンで口をゆすぐ事の効果は?

①殺菌効果
リステリンには4つの有効成分(チモール、1,8-シネオール、L-メントール、サリチル酸メチル)が含まれており、これらによって次の効果があると言われています。
◆30秒口をゆすぐだけで口腔内の有害菌を死滅させ、12時間にわたってプラークや歯肉炎を予防してくれる。
◆プラークの奥深くに浸透し殺菌する(30秒間ゆすいだ後、30分後の殺菌率は78.7%)
◆4倍以上に希釈しても主要な口腔内細菌の増殖を防ぐ

②口臭予防
口臭の原因にもなる口腔内の細菌が殺菌されるため、口臭の改善にも大きな効果があります。特に口臭が気になる方には歯磨き毎にリステリンを使用されることをオススメします。

③虫歯予防
リステリンの殺菌効果による、歯の病気の予防です。歯磨きをした後にリステリンで口をゆすぐことで、歯の表面にある菌を殺菌します。

インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスへの効果

リステリンの殺菌効果は非常に高く、インフルエンザウイルスやHIVも30秒間で不活性化するという発表がされています。公式な発表はありませんが、このことはHIVと近い構造を持つ新型コロナウイルスにも効果があると期待出来るのではないかと言われています。

御理解と御協力のほどよろしくお願い致します。